子犬・子猫を迎えたら-おうちでの過ごし方/食事編
子犬や子猫を迎えるとき、喜びの気持ちでいっぱいな反面、おうちでの過ごし方や食事など、どうしたらよいのかわからず不安だという方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで今回は、子犬や子猫を迎えたときのおうちでの過ごし方や食事についてご紹介していきたいと思います。
子犬・子猫のおうちでの過ごし方
子犬や子猫を迎え入れたら、ついたくさん構いたくなってしまいがちですが、いきなり知らない場所に連れてこられた子犬や子猫は戸惑いや不安を感じ、場合によっては恐怖心を抱いているかもしれません。
そのため、まずは新しい環境に慣れてもらうことが大切です。
まず、おうちに迎え入れた初日はクレートやケージなどに入れ、子犬や子猫だけの落ち着ける空間を作ってあげましょう。そして環境に慣れるまで(1週間ほど)は、過剰なスキンシップを控えるようにしましょう。
新しい環境に慣れてきたら部屋の散策をさせたり、犬であればしつけを始めたりして、少しずつコミュニケーションの時間を増やしていきます。
また、慣れてきた頃に忘れずに健康診断を受けるようにしましょう。
子犬の食事
子犬の食事は月齢によって内容が異なります。
・生後3〜4週間頃
この時期は乳歯が生え始めて離乳が始まります。そのため、犬用のミルクから、犬用の離乳食や子犬用のフードをぬるま湯でふやかしたものに切り替えるようにしましょう。ただし、いきなり切り替えるのではなく、最初のうちは離乳食に犬用ミルクを混ぜ、生後6〜7週間頃には完全に離乳食へと切り替えていきます。
・生後2ヶ月頃
ペットショップから子犬をお迎えする場合は、これくらいの月齢が多いのではないでしょうか。生後2ヶ月頃には乳歯が生え揃うため、フードはふやかさずにそのまま与えるようにしましょう。
・生後6ヶ月齢〜
この時期になると、避妊・去勢手術を行うことができるようになります。手術を行うと肥満になりやすくなるため、避妊・去勢手術後用のフードに切り替えるようにしましょう。
子猫の食事
子猫の食事についても、先程ご紹介した子犬の食事とほぼ同じです。
・生後2〜3週間頃
乳歯が生え始めたら、子犬と同様、離乳食に猫用のミルクを混ぜたものを与えます。生後6〜9週を目安に完全に離乳食へ切り替えましょう。
・生後2ヶ月頃
乳歯が生え揃ったら、フードはふやかさずに徐々に固形フードへと移行していきましょう。
・生後6ヶ月〜
猫も生後6ヶ月頃から避妊・去勢手術を行うことができるようになります。手術後用のフードを与え、肥満にならないように気をつけましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。子犬や子猫は気をつけることも多く手がかかりますが、その分かわいさもひとしおです。おうちでの過ごし方や食事以外にも、子犬や子猫のことでなにか気になることがあればいつでも当院へご相談ください。
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うえの犬猫病院